・WebサービスをベースとするXML電子カルテシステム
・WebサービスによるXML形式の情報連携機能を標準搭載
SOAP(*1)の記述は、テンプレートやスタンプを利用し記述内容を展開することで、入力の簡便化、情報の参照、記述内容の統一(初診時カルテ、入院時カルテ)を図ることができます。 テンプレートやスタンプに入力する際は、画面を切り替えるなどの煩わしさはなく、利用者が汎用ソフト同等の操作性にて、テンプレートやスタンプを作成したり、利用することが できます。
画面構成は、全般的にWindowsと同様の操作性を実現しているとともに、ユーザが自由に画面構成を配置定義でき、 医療業務の場面に応じた使い方が可能となっています。
質の高い医療、患者本位の医療、効率的な診療をサポートします。さらにプライバシーとセキュリティに配慮しており、紙よりも高いレベルの真正性を確保しながらも他科医師と リアルタイムに最新の診療情報を共有することにより、効率的で安全性の高い医療サービスの提供が可能となります。
実診療に近い形でプロブレムを運用し、これらを時系列に表すことで現在の状況と変化を把握しながら、患者ごとに発生するプロブレムをチーム間で共有し、観察所見の正確さ、判断の明晰性、行動の合理性を追求することができます。
データ送受信をXML形式で行い、HTTPでの通信をベースとしたWebサービスによる構成を採用しました。病院間連携・病院診療所間連携への対応、およびユビキタスコンピューティング、インターネットによる患者サービスの基盤となりえます。
*1) SOAP形式:患者の訴え等主観的情報、理学所見や検査所見等の客観的情報、評価・分析、検査や治療の指針等の計画をカルテに記載する形式のことです。